※本シリーズでは、ミドリナ委員会が主催・運営するさまざまなアクションの紹介を通じて、ミドリナ白書要約版「森と暮らしの手引き」に込められた想いをご紹介します。
ミドリナ白書要約版「森と暮らしの手引き」P7 「体感を大切に」より
2022年6月から、ミドリナでは毎月第一水曜日、伊那市民の森 こもれび広場にて「焚き火の日」を開催しています。
「月に1日、気軽に森でたき火をするだけの一日です。
どなたでも参加できます。
大人も子供も森でまったりしませんか?
森で楽しみたいもの、たき火で焼きたいものなど、お持ちください。」
最初に開催を告知したこのメッセージは今も変わることなく、「焚き火を囲んで、それぞれがゆるやかに楽しむ」が基本。けれどそこには未就園児から大人まで、ご近所の赤ちゃん連れに、たまたまうわさを聞きつけた旅の人、移住を検討する人、大学生に森の大先輩などなど、多様な人が集います。メンバーが固定することもなく、不思議なほどに変化を続けていますが、いつでもそこには心地よい時間が流れています。
特別なプログラムはあえて用意しないけれど、火起こし体験がはじまったり、マシュマロやソーセージを焼くにおい、コーヒーの香りに包まれたりするうちに、その場に居合わせたみんながふわっとリラックス。それは火の力であるとともに、周囲に広がる森の力であると感じます。
ミドリナ白書要約版「森と暮らしの手引き」のなかで、私たちは市民の森を「森林コミュニティの入り口」と位置付けました。
みんなが想いを持ち寄って、いつしか月一回が週一回に、毎日になれば、ここが森の学校になるかもしれない……。そんな理想も描きながら、来月もまたログハウスが目印の「こもれび広場」でみなさんをお待ちしています。
参照:
ミドリナ白書要約版「森と暮らしの手引き」
P6〜「1.『森感度』を育む」、P8〜「2.森の『快』と暮らす/2道具・3DIY・4エネルギー・5風景・6食・7癒し・8創造(クリエイティビティ)」、P14「1.『市民の森』を、森林コミュニティの入り口に」
「森と暮らしの手引き」はこちらからご覧いただけます。
https://midorina.jp/news/1271/