■ この活動の強み

地元の木材を当たり前のように使えることです。製材所には様々な業種の方たちが集まってきます。森林組合や林業家などの丸太生産者、その丸太を運ぶ運材業者、製材した木材を使ってくれる個人の大工さんや、工務店、設計事務所、木材業者さん、家具屋さん、建具屋さん、等々。実に多くの繋がりがありますので、木材のことや家のことについて、どんなご希望でも製材所のネットワークを駆使して様々なご提案が出来ます。
また、どんなに小さな仕事の依頼でも対応できる、小回りの利くところも当社の強みです。

■ 今後、チャレンジしたいこと

創業以来90年以上に渡って製材所を営んできた実績により、自社の中では、地元産の木材を当たり前のように地元の中で消費する「地産地消」の精神が定着していますが、これからは地元産の木材に様々な「付加価値」を付け、自社のみならず、地域の工務店や設計事務所などにも、地元の材を当たり前のように使って頂けるように、積極的に提案営業をしていきたいです。さらには、将来的には県外や首都圏へ、「長野県産材」としての付加価値を付けた木材の販路を拡大していきたいと考えています。
また、丸太の値段が数十年前から変わらない、経営の厳しい林業界に於いて、少しでも山側へ資金を還元できる仕組みを考えていきたいです。それには地域材の付加価値を高め、一般流通している木材市況価格に左右されない、適正な木材価格となるよう、地域材の価値の底上げを促していきたいと考えます。