伊那市創造館が一日だけ
“森への入口”に変わる特別な催しが 「創造の森」 です。
伊那市出身の人物デザイナー 柘植伊佐夫 による絵画展〈記憶の人々〉を起点に、
音楽・トーク・パフォーマンスが織りなすジャンルを越えた表現が重なり合い、
まるで街の真ん中に森が広がるかのような体験をつくり出しました。
ピアノや民族楽器が奏でる音色に包まれ、
歌や踊りが自然に交わる空間は、観客もまた創造の一部となれる場です。
屋外では 「たき火の日@創造館」 を開催。
たき火の炎とコーヒーの香りが訪れる人を迎え、
街中にいながら森の安らぎを感じさせてくれます。
トークセッションでは柘植伊佐夫が、創作と記憶、そして故郷・伊那市への思いを語り、
作品の背景にある人間への眼差しが浮かび上がりました。
五感を通して「記憶と未来をつなぐ」時間を味わう――
それが 「創造の森」 の魅力です。
6/14