森での体験は、子どもたちにどんな変化をもたらすのか。
その問いから、この冊子は生まれました。
伊那市ミドリナ委員会の令和7年度のプロジェクトでは、 「森で学ぶことの意味」をテーマに、3名の専門家との対話を重ねてきました。
そこで見えてきたのは、森はただの自然ではないということ。
子どもたちに与えているものは、知識や体験にとどまりません。 そこには、人が本来持っている力が、自然と引き出されていく環境がありました。
・自分で感じる力
・自分で考える力
・他者と関わる力
・もう一度立ち上がる力
・そして、私たちを揺るぎなく支えてくれる自然への畏敬
――それは、人生の根っこをつくる力につながっています。
本冊子では、森という環境がもつ特性を手がかりに、 子どもに起きている変化をひもとき、 それが大人や地域へとどのようにつながっていくかを描いています。
読むことで、森の見え方が少し変わる。
そして、自分の中にある感覚に気づく。
そんな視点をまとめた一冊です。
ぜひご覧ください。
https://midorina.jp/M3nVU6yi/wp-content/uploads/2026/03/826dc01bcdb90ba9ebe5b58a610138be.pdf
本冊子は、3名の専門家との対話をもとに構成されています。
それぞれ異なる視点から、「森で学ぶこと」の本質に光を当てています。
● 石原侑美さん
フィンランド生涯教育研究家。
北欧の教育現場におけるウェルビーイングや主体性のあり方を研究し、日本へと紹介している。
一人ひとりが「どう生きたいか」という軸を育てる学びに着目し、森という環境がその土台となる可能性を提示している。
Elämä ホームページ: https://elama.be/
● 小林成親さん
認定こども園「山の遊び舎はらぺこ」園長。
長年にわたり、森の中での保育実践を積み重ねてきた現場の実践者。
子どもたちが自然の中で積み重ねる「体験の粒」が、心の土台やレジリエンスを育てていくプロセスを、日々の営みから捉えている。
NPO法人 山の遊び舎はらぺこホームページ: https://harapeco.org/
● 山本幹彦さん
NPO法人当別エコロジカルコミュニティー代表理事。
25年以上にわたり自然教育の現場に携わり、人と自然の関係性を探求してきた。
森という場がもたらす時間の感覚や生命の循環に着目し、現代社会では得がたい学びの価値を提示している。
NPO法人 当別エコロジカルコミュニティー: https://tectec-ee.wixsite.com/website