私たち伊那市ミドリナ委員会は、「森と人との美しい共生」を目指し2018年4月に誕生しました。私たちの役割は、伊那市が掲げる「伊那市50年の森林(もり)ビジョン」を応援し、森の魅力を伝え、暮らしの中に森を取り入れるきっかけをつくることです。
「森・人・美」を合言葉に、森の恵みを街に広げ、人々の心に森への愛着を育む活動を展開しています。たとえば、たき火を囲んでゆったりと過ごす「たき火の日」、森の産直市「森のマルシェ」、森と歓喜するイベント「森JOY」など、森との出会いの場を様々な形で創出しています。また、地域の森から抽出したエッセンシャルオイルの開発や、暮らしに森を取り入れられるDIYキットの提供など、森の恵みを暮らしの中で実感できる製品づくりも手がけています。
私たちの活動の特徴は、「森感度(もりかんど)」を高めること。森感度とは、森を感じる力のこと。森との関わりを通じて、森とともに生きる一員としてのまなざしを育んでいきたいと考えています。そのために必要なのは、一足飛びの変革ではなく、日々の暮らしの中での小さな実践の積み重ね。森の心地よさ=「快」を感じながら、それぞれの暮らしの中で自分らしく森との関わりを深めていける。そんな風景が当たり前になる未来を、みなさんと一緒に創っていきたいと考えています。
2066年、伊那市の暮らしのすみずみまで森が浸透する社会の実現。その道のりを、みなさんと一緒に、楽しみながら、一歩一歩進んでいきたいと思います。森との出会いは、誰にとっても新しい発見と喜びに満ちています。ぜひ私たちの活動に参加して、あなたなりの森との関わりを見つけてみませんか。